日本の電気通信・インターネット企業ソフトバンクが米国の無線通信事業者スプリントの株式取得を検討しているという噂が浮上した直後、両社が合意に達したと報じられている。
関係者が語ったところビジネスインサイダーその日曜日にソフトバンクが支払うスプリント株の70%取得には200億ドルで、取引の正式な発表は月曜日に発表される予定だ。
取引の詳細はまだ詰め中だが、両社の取締役会は、ソフトバンクが米国の通信会社から80億ドル相当のスプリント株を直接購入し、さらに120億ドル相当の株式を株主から応募するという友好的な合意に達したと伝えられている。
報道によると、ソフトバンクは株式公開買い付けに対し、現在の株価5.73ドルをはるかに上回る7.30ドルという高額なプレミアムを支払うことになる。この契約の設計には株主の投票は必要ありません。
ただし、スプリントはクリアワイヤの買収を進めている最中であるため、この取引にはいくつかの難点がある。ソフトバンクが購入する予定の株式の一部として、5.25ドルで行使可能な30億ドルの転換社債が売却され、スプリントがまだ保有していないクリアワイヤ株の52%を買収する資金として提供される。
ソフトバンクのスプリント買収により、米国で唯一の米国資本の大手無線通信事業者はAT&Tだけとなり、ナンバーワンキャリアのベライゾンはボーダフォンとの合弁事業となり、TモバイルはドイツテレコムAGの持ち株会社となる。
関係者らによると、ソフトバンクはスプリントの既存ネットワークで無線周波数帯の地位を築こうとしており、追加買収を通じて「無線業界のさらなる統合」を望んでいるという。
この出版物は、今後6か月以内に取引が完了するはずだと報じている。