任天堂、今後2年以内に5本のスマホゲームをリリース予定

伝説的なビデオゲームメーカーの任天堂は、スマートフォンゲーム市場への参入にあたり「少ないほど豊か」なアプローチを取る計画で、今後数年以内に少数のゲームしかリリースする予定がないことを今週明らかにした。

任天堂の岩田聡社長は自社の3月四半期決算について、スマートフォンゲームに「適切なIPとタイトルを慎重に選択する」と述べた。 2017 年 3 月までに約 5 タイトルがリリースされ、最初のタイトルは今年末までにリリースされる予定です。

「少ない数字だと思われるかもしれませんが、各タイトルのヒットを目指し、どのタイトルも発売後かなりの期間にわたって徹底的に運用していきたいと考えているので、決して少ない数字ではありません」そして、スマートデバイスビジネスに対する当社の真剣な取り組みを示す必要があります」と岩田氏は述べた。

しかし同社は、現行世代のNew 3DSやWii Uを含む自社独自のゲーム機にしっかりと取り組んでいる。任天堂は、「統合された会員サービス」によってスマートフォン、タブレット、さらにはPCの接続で消費者を結び付けたいと考えている。

「そうすることで、より多くの人が任天堂 IP と関わり、ビデオ ゲームの魅力に親しみ、最終的には当社の専用ゲーム システムでよりプレミアムな体験を求めるようになるでしょう」と岩田氏は述べました。

任天堂が初めて明らかにした3月に同社は、モバイルアプリ開発者のDeNAとの提携を通じて、古典的なキャラクターといくつかの新しいキャラクターを「スマートデバイス」に導入する予定であると述べた。

取引の一環として、日本の2社は1億8,100万ドルで相互に買収することに合意した。任天堂のDeNA株は同社の発行済み株式の10%に達し、DeNAは任天堂株の1.24%を取得することになる。

コンソールメーカーの任天堂、マイクロソフト、ソニーは、Apple の iPhone、iPad、iOS App Store がひと口サイズのモバイル ゲームの時代を迎えてから数年間、激動の日々を過ごしてきました。開発者が iOS、Android、その他のモバイル プラットフォームに注力しているため、従来のゲーム機メーカーは主にリビングルームに追いやられていますが、主な例外は任天堂の 3DS です。